浮気の証拠はここにある!クレジットカード明細は要注目!

カード

パートナーの態度や行動の変化から、浮気をしているのではないかと疑いを抱くことがあります。しかし、疑うだけで何も行動を起こさなければ、不安やストレスが溜まるばかりで問題を解決することもできません。だからといって、一体何をどうすればいいかのかと悩む人も多いと思います。そんな時、まずやるべきなのが、浮気の手がかりをつかむことです。具体的な手がかりがあれば、迷いはなくなるし、次のアクションを取ることもできます。その手がかりの一つがクレジットカードの利用明細です。浮気をしていれば、浮気相手とのデート代など、いろいろな出費が必要になりますよね。クレカの明細には、いつ、どこで、何に、いくら支払ったかという情報が残っているため、そこからパートナーの行動がわかり、浮気を見抜くことができます。明細のチェックの仕方や、注意しなければならないこと、さらには浮気問題を解決するために、明細情報をどのように利用すれば良いのか?なども今回のコラムにしていきます。

明細のチェックポイント

クレジットカードの利用明細は、どうやってチェックしたらいいのでしょうか?
紙の明細書があれば良いですが、そうでない場合はどうすれば良いのでしょうか?
夫婦なら、カード会社に電話すれば、パートナーの明細を教えてくれると思いますか?
また、紙の明細書があったとしても、それで事足りるわけではありません。クレジットカードの明細を見たことがあればわかると思いますが、どんな目的でカードを使ったのかは記載されていませんし、聞いたこともない会社名が並んでいて、誰かに不正利用されたのではないかとドキッとした経験もあることでしょう。
浮気を見抜くための明細の調べ方やチェックポインドなどを見て行きましょう。

明細を調べる方法

クレジット明細書とは、口座から引き落とされる利用金額や請求内容、もくしは、返金処理などをまとめたもので、明細書を確認することでカードを何に利用したかがわかり、不正利用などのトラブルが防げられます。明細書は、カードの支払日の約2週間前に送られてきますが、手続きをすれば郵送を止めることもできます。
その場合、カード会社のマイページなど、webサイト上に明細データが掲載されているので、24時間いつでもそのサイトにアクセスして明細を確認が出来ます。ただし、アクセスする際にパスワードがわかっていなければ、明細を見ることはできませんし、カード名義本人でなければ、紙の明細書を取り寄せたり、カード会社に電話で利用内容を問い合わせたりすることもできません。
パートナーの利用明細を確認したい時は、本人の承諾を得ることが必要になりますが、カード会社から届いた封書がすでに開封されて誰でも明細が見られる状態になっていたり、以前にマイページのログインパスワードを教えてもらっているような場合は、明細を確認するチャンスもあります。
なお一般的には利用料が0円の場合、明細は送付されません。

ホテル

クレジットカードの明細書には、カードの利用日、利用内容、支払額などが記載されており、いつ・どこで・何にカードを使ったかがわかるようになっています。
浮気をしていれば、コンビニでの買い物などを除いて、それなりの金額を支払うケースが多いので、カードを使う機会も増えることになります。
特に浮気関係の支払いで、ほぼ確実に必要なのがホテル代です。浮気相手と肉体関係があるなら、相手の家に通っているのでもない限り、ホテルを利用するしかありません。そのため、カード明細にもホテルへの支払いが記録されているはずです。
ただし、普通のビジネスホテルを利用したのであれば、明細にホテル名が記載されるだろうが、ラブホテルの場合は必ずしもホテル名が書かれているわけではないのです。
「〇〇観光」や「〇〇レジャーサービス」など、運営会社の社名が記載されていることも多いので、見逃さないようにしなければなりません。

レストラン

浮気相手と会う時、毎回ホテルだけ利用して、事が済んだら「ハイさようなら」というわけにもいかないでしょう。
大抵は、相手に気に入られたいために、旦那気分で高級なレストランで食事をしたりすることもあるはずですよね?カード明細に、普段家族と行ったこともないようなオシャレな店の名前が載っていたら、怪しい兆候と言って良いと思います。
もちろん、会社の歓送迎会や忘年会でいつもとは違う高級店に行き、とりあえず自分のカードで飲食代をまとめて立て替えたというケースもあるかもしれません。しかし、そういうシーズンでもないのに、高額な飲食が続いているのであれば明らかに不自然ですね。
なお、ショッピングモールやデパートを利用した場合、店舗名ではなく、商業施設名が明細に記載されることもあります。しかし、その場合も、普段の平日に会社から離れた商業施設で飲食しているのは、不審な行動と言えます。

不倫

デートスポット

休日などに浮気相手とデートスポットに行って、レストランやカフェで飲食をした記録が明細に残っていることもあります。
これまでは世間の流行にまったく関心がなかったパートナーが、家族には内緒で「2021〜2022年最新のデートスポット」などと言われるところに行っていたのだとしたら、かなり怪しいと思います。
また、浮気相手が若かった場合、テーマパークでデートしたりすることもあるかもしれません。もし、カード明細にディズニーリゾートのチケット代などが記載されていたとしたら、浮気をしている可能性はかなり濃厚です。よほどのマニアでもない限り、大の大人が家族も連れずにこっそりディズニーリゾートに行って、1人でアトラクションを楽しんでくるなどということがあるはずはないと思います。

プレゼント

浮気を始めると、ホテルや高額な飲食代だけではなく、プレゼントへの出費も増えることがあります。浮気相手の誕生日やクリスマスのプレゼントとして、服やバッグ、時計、アクセサリーなどを購入するからです。
そのような場合、カード明細には具体的な品名までは記載されないことが多いですが、普段特にファッションには興味を見せないパートナーが、高級ブランドショップやジュエリーショップで買い物をしていたとしたら不自然だと思います。しかも、その品々を自分が身につけるでもなく、家族に渡すのでもないのであれば、浮気相手へのプレゼントを買ったのだと疑われるのも当然だと思います。

利用内容を調べる方法

ラブホテルなどは、ホテル名の代わりに運営会社の社名が利用内容に記載されることが多いとお伝えしましたが、何の会社か見当がつかないような、不明な社名が繰り返し登場している場合は、その社名をメモに書きとめましょう。そして、それをインターネットで検索しましょう。
そうすれば、その会社がラブホテルを経営していることが明らかになる場合もあります。また、レストランや商業施設の詳細も、ネット検索すればすぐにわかります。それがデートにうってつけの店で、ホテル街に近かったりすれば、浮気の可能性は高くなると思います。
ショッピングの履歴についてもネットで調べて、若い女性が好むようなブランドショップやセレクトショップを利用していたことがわかれば、自分や家族のために何かを買ったのではないことが判明するでしょう。

利用金額

明細書の利用金額からも、浮気の痕跡を見つけることができます。例えば、レストランで食事をしている場合でも、支払額がランチ代ぐらいの金額であれば、昼休みに1人で食事したのだと考えられます。しかし、食べログなどに載っている、その店の平均予算に比べて倍以上の金額を使っているのだとしたら、1人で店に行ったとは考えにくいと思います。
また、節約を心がけているはずのパートナーが、ブランドショップなどで突然高額な買い物をしているのであれば、それもかなり怪しいですよね。パートナーが今までとはまったく違う金の使い方をしている時は、十分に注意した方がいいと思います。

日時

不倫をすれば、カードを利用する曜日や時間帯にも特定のパターンができてきます。
パートナーにも浮気相手にもそれぞれ仕事などの都合があるのだから、密会が2人にとって都合のいい日になるのは当然のことだと思います。それがカード明細にも反映されるため、毎週同じ曜日に高い飲食代やホテル代が支払われていることなどがわかってきます。
また、浮気に車を使っているのであれば、その形跡が明細に表れることもあります。ガソリン代やETC料金をクレジットカードで支払っていれば、密会日がわかるのと同時に、給油所名が記載されていれば、どのあたりで浮気相手と会っているかも読み取ることができます。

カードの利用情報と行動の照らし合わせ

このようなカード明細の情報と、パートナーの行動を照らし合わせれば、浮気を見抜く確率をさらに高めることができます。浮気のカモフラージュのために仕事が口実にされることは多いですが、例えば「今日は残業」と言って出かけた日に、会社から離れた場所にある高級レストランを利用した記録があれば、怪しんで当然ですよね。さらに、休日出勤だと言って家を出たのにデートスポットのカフェに入っていたり、地方出張と言っていたのに市内のホテルに泊まっていたりした事実が明かになれば、浮気をしている疑いがますます濃厚となります。パートナーが言っていることとカード明細の情報との食い違いを見つけ出すために、日頃から残業や会社の飲み会があったという日、土日出勤や出張した日などをメモに書いておくことが必要です。
また、妻に浮気の疑いがある場合は、ママ友との飲み会に行くといった日や、休日に1人でショッピングや習い事に行った時、女友達と旅行に出かけた日などを記録しておくと良いですね。
確認の際の注意事項、犯罪と言われないように夫婦と言えど、お互いのプライバシーは守る必要があります。特に個人情報の保護がとやかく言われている昨今、パートナーの浮気の手がかりをつかむためであっても、法律的に許されないこともあるので、どこまでの範囲なら認められるのかという知識を身につけて慎重に行動しなければならないです。
一方、浮気をする側にも、カードから足がつかないようにいろいろ悪知恵を働かせる者がいるので油断ならないです。カード明細をチェックする時の注意事項をピックアップする必要があります。

明細書を勝手に開けて見る

クレジットカードの明細書は、特定の受取人だけに通知される「信書」に当たる。カードの名義人以外の他人が正当な理由もなく開封すると、受取人のプライバシーを侵害したことになり、「信書開封罪」に問われて1年以下の懲役または20万円以下の罰金を科せられる可能性があります。
信書開封罪は親告罪なので、明細書の受取人、あるいはクレジットカード会社が訴えなければ罪に問われることはないと思います。しかし、浮気の慰謝料などを請求する場合、不正な方法で明細書の情報を入手したことがわかれば、その情報を証拠として使うことができず、請求が認められなくなることもあり得ます。
受取人本人の許可を得るか、明細書がすでに開封されて、誰にでも見られる状態になっている時に内容をチェックしましょう。

不正にウエブ明細を見る

マイページなど、カード会員専用のwebサイトで利用履歴をチェックする際も注意が必要です。会員本人以外の第3者が不正にパスワードを手に入れて、許可なく会員専用ページにログインすると、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」に抵触し、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金を科せられる恐れがあります。
もちろん、そのような方法で手に入れた情報は、勝手に明細書を開封した場合と同様、浮気の証拠として認められない。合法的に明細書の情報にアクセスするには、やはり本人の承諾が必要になると思います。

見る権限があるなら大丈夫

パートナーが浮気の発覚を恐れているのであれば、「明細を見たい」と言っても簡単には許可しないと思います。そういう時は、どうしたらいいのでしょうか?
もし、前々から自分が家のお金の管理をすべて任されていて、パートナーには小遣い制でお金を渡しているのだとすれば、お金の使いみちをチェックする権限を与えられている状態だと考えていいと思います。
その場合でも、パートナー宛の明細書を勝手に開けることは許されないですが、以前に会員専用ページのパスワードを教えてもらっていたのであれば、web明細を見ることができます。
また、自分が家族カードを持っているのであれば、web明細の確認も可能です。
その場合、紙の明細書は本会員であるパートナーにしか送られませんが、web明細には本人カードと家族カードの利用履歴が一緒に記載されているので、そこからパートナーの怪しい出費を拾い出せばいいと思います。

利用時に発行されたレシートの確認

領収書

クレジットカードの利用情報は、明細書に残るだけではないです。クレカで支払えば、通常のレシートと一緒にカードの売上レシートも別途発行されます。そして、そのレシートには、利用した店舗や日付だけでなく、購入した商品やサービスの内容、利用した時間も記載されている場合があります。
浮気をしている人は通常、見られてはまずいレシートは処分していると思いますが、誰しもうっかりミスをする時があるので、財布やポケットの中にレシートが残っている可能性がないとは言えないですね。もし、怪しいレシートが出てきたら、ネット検索などもしてしっかりチェックし、いつ・どこで・何にカードを使ったのか突き止めようにしましょう。

浮気用のクレジットカードの存在

段から複数のクレジットカードを使い分けている人も多いですが、家族カードがあるなど、カード明細を他の人に見られる恐れがある状況で浮気を始めた場合、浮気用のカードを新たに作るケースがあるので気を付けなければならない。年会費無料の楽天カードなど、容易に作れるものも多いです。
財布を調べれば、その新しいカードが入っているかも知れませんが、パートナーが用心深い性格だと、カードが見つからないように隠し持っている可能性もあります。しかし、その場合でも、新しいカードからの引き落としがあれば、銀行の通帳にカード会社名と引き落とし金額が記入されるので、カードの存在を見抜くことができます。
パートナーの浮気隠ぺい工作に引っかからないように、定期的に預金通帳を確認して、怪しい支出がないか調べるようにした方がいいですね。

カード明細の利用価値

クレジットカードの明細を上手く確認することができ、カードがパートナーの浮気のために使われていることが判明したら、次は問題解決に向けて行動しなければならないですね。
その際、浮気の証拠としてつかんだカード明細の情報は、どんな役に立つのだろう? また、話がこじれて離婚裁判になった時などは、その情報はどのような効力を発揮するのだろう? カード明細の利用価値について説明していきますね。

浮気問題解決のための話し合い

パートナーが浮気しているのではないかという疑いを持ったとしても、具体的な根拠もなくパートナーを問いただすのは間違いの元です。
ただの疑いだけでは、自分が浮気していることを認めようとはしないだろうし、浮気相手としばらく距離を置いてほとぼりを冷まそうとすることも考えられます。そうなると問題がうやむやになったまま、夫婦仲が冷え込んでしまうかも知れないです。
その点、カードの明細からラブホテルなどを何度も利用していることが明かになれば、パートナーも言い逃れするのは難しくなります。浮気の事実を認め、問題解決に向けて夫婦で真剣な話し合いをするしかなくなりますね。

明細の証拠能力

このあと紹介するように、浮気問題がこじれて裁判に持ち込まれた時、自分が有利な立場になるようにするには、浮気の事実を立証できる証拠を用意しなければならないです。なぜなら、カード明細は1つの証拠にはなりますが、それだけで十分かといえば、残念ながら浮気を立証する証拠としてはまだ弱いです。
そのため、裁判に勝つには他の証拠も用意するといった対策が必要です。例えば、パートナーと浮気相手がラブホテルに出入りするところを押さえた写真などと一緒にカード明細を提出すれば、2人が肉体関係を持っていたことを確実に立証できます。
後々慰謝料の請求などで裁判になるケースなども考えると、パートナーを問い詰める前に、カード明細以外の証拠も手に入れておくべきです。また、先ほどお伝えしたように、不正な手段で明細情報を手に入れた場合は、証拠として使えなくなるので注意したいですね。

離婚請求

浮気したことをどうしても許せず、離婚したいと思っているのにパートナーがそれを拒否した場合、最終的には離婚請求をして裁判で争うことになります。離婚請求が認められる法律上の条件の1つとして、「不貞行為」が挙げられます。不貞行為、つまりパートナーと浮気相手が肉体関係を持っていたことが事実であれば、離婚が認められやすくなります。
離婚請求をする際は、請求する側が不貞行為があったことを立証しなければならず、そのためには浮気の決定的な証拠を集めておかなければなりません。
その証拠さえあれば裁判に勝てる可能性が高くなり、いったん判決が下れば、パートナーが離婚を拒むことはできなくなります。

慰謝料請求

浮気を立証する証拠があれば、パートナーや浮気相手に対して慰謝料を請求することもできます。離婚するのであれば、財産分与とは別立てでパートナーから慰謝料を取る形になります。
離婚しないのであれば、浮気によって自分が受けた「つらい」という精神的苦痛に対する慰謝料を、浮気相手に支払わせてもいいかもしれません。その際、相手が支払いを拒否しても、裁判に持ち込んで勝訴すれば、離婚請求と同様、相手は判決に従うしかなくなります。しかし、実際は、慰謝料を請求された時点で相手が驚いて不倫関係を解消するケースが多いので、慰謝料請求は浮気防止策としても有効です。

明細以外に証拠となるもの

カード明細は、単独では証拠としての能力が弱いが、他の証拠と合わせて使えば重要な影響力を発揮するものであることがわかりました。では、他にどんなものが浮気の証拠となるのでしょうか?
浮気をするためには、浮気相手と連絡を取ったり、密会場所に移動したりしなければならず、その行動がさまざまな痕跡を残すことになります。それらの証拠が集まれば、確実に浮気の事実を立証することができ、裁判でも大きな威力を発揮します。裁判で使える証拠・使えない証拠を紹介します。

写真・動画

浮気を立証する最も強力な証拠となりますが、パートナーと浮気相手がラブホテルに出入りする場面を撮影した写真や動画です。そもそもラブホテルは、性行為を行うための場所ですので、そこを利用したということは不貞行為があったという事実の裏づけになります。
しかし、1回だけの利用では、「相手が体調を崩したのでホテルで介抱した」といった言い逃れをされる可能性もあるため、その後複数回にわたってラブホテルを利用している場面を写真・動画に収めなければならないです。
2人に気づかれないように何度も決定的シーンを撮影するのは難しい作業なので、弊社の様な浮気調査のプロに任せた方がいいと思います。

音声

浮気相手と電話でやり取りした通話記録や音声記録も、有力な証拠になります。ただし、その会話が、浮気相手と一般的な会話をしていただけの内容では、証拠としては弱いです。例えば、その会話がかなり親密な雰囲気だったとしても、今度また遊びに行こうというような内容であれば、ただの友人で「ふざけて恋人ごっこをしていただけ」と言い逃れされてしまうかもしれないからです。
浮気の証拠として提出するためには、「あのホテルにまた一緒に泊まろう」といったような、肉体関係を強く示唆する会話が録音されている必要があると思います。

LINE・メール

浮気相手との連絡手段として、今よく利用されているのがLINEやメールなので、そのやり取りを調べることができれば、多くの証拠を見つけることができるかもしれません。
しかし、これも通話と同様に、「友人としてのやり取り」とごまかされてしまうような内容だと、法廷では通用しにくい場合があります。
肉体関係を持っていることがわかるような具体的なやり取りが何度も行われていたり、2人の親密な写真が添付されているといった証拠が必要となります。

SNS

LINEやメールのほかに、ツイッターやフェイスブックなどのSNSのダイレクトメッセージも連絡手段として使われており、不用意なやりとりがきっかけで浮気が発覚することがあります。また、友人以上の関係であることがわかるようなツーショットを、浮気相手がインスタグラムなどに不用意に載せてしまうというケースも考えられます。
もちろん、それだけでは肉体関係があることまで証明できませんが、写真が投稿された日にホテルなどに宿泊したカード明細があれば、併せて提出することで有力な証拠として認められる可能性があります。

カーナビやドラレコ

浮気に車を使っている場合、カーナビやドライブレコーダーからも有力な証拠を得られることがあります。車に搭載されているカーナビの多くは、一定期間、検索履歴が残るようになっているし、車が走った経路を記録する「走行軌跡」の機能もついています。それらのデータから、ラブホテルを検索してそこに行ったことがわかれば、相手を追い込むことができるかもしれません。
また、ドライブレコーダーには走行中の周囲の映像だけでなく、車内の映像・音声も記録されております。パートナーがそれを忘れて、浮気相手と親密な会話をしたり、キスや不貞行為を行っている録画が残されたままになっていれば完全にアウトですね。

電車や高速の利用記録

電車や車を使って浮気相手に会っていれば、交通系ICカードやETCカードにその移動履歴が残ります。SuicaやPASMOなら、駅の券売機にカードを挿入して履歴表示ボタンを押すと利用履歴が表示され、印字することもできます。
ETCも、パスワードさえわかっていれば、ネットの「ETC利用照会サービス」にログインして高速の利用履歴の明細を確認することが可能です。移動履歴だけでは証拠としては弱いですが、ホテルの利用明細などと合わせて提出すれば、浮気の事実を裏づけるのに十分役立つはずです。

GPS

GPSを使ってパートナーの行動をチェックしようとする人も増えています。最近は、さまざまな小型のGPS発信機が売られており、スマホと連携させてリアルタイムで相手を追跡できるのに加え、移動履歴も残せるようになっていますね。
これを使えば、パートナーが今どこにいるかがわかります。記録された移動履歴からラブホテルや浮気相手の家に行き、そこにどれぐらい滞在したのかも判明するかもしれません。
GPSを使って集めた証拠合も、裁判で認められるケースがあるが、あとで触れるように、このようなやり方が違法と見なされることもあるので注意が必要ですね。

探偵社や興信所の調査報告書

信頼できる浮気調査のプロに依頼すれば、浮気の事実を立証できる確実な証拠を集められます。例えば、長時間にわたる尾行や張り込みを行う調査は、1人ではとてもできませんが、弊社では1チーム2人以上の体制でターゲットを見失うことなく追い続け、パートナーと浮気相手がラブホテルなどに出入りする決定的シーンを写真や動画に収めます。
また、経験のない人が尾行や張り込みを行うと、ターゲットに気づかれたり、警察官に咎められたり、決定的瞬間を逃したりする危険性がありますが、十分なスキルを持ち、暗闇でも鮮明に撮影できる高性能な機材を備えた弊社のスタッフならその心配もないですね。
探偵は浮気調査完了後に、その結果を「調査報告書」にまとめ、依頼人に提出することになっていまずい。この報告書には、ターゲットの行動が詳しく記されているのに加え、写真・動画も添付されているので証拠としての価値が高く、交渉や裁判を有利に運ぶことができます。

証拠として使えないもの

以上のように、浮気の証拠として使えるものはいろいろありますが、明細書を勝手に開封したり不正にアクセスしたりするのが許されないのと同様に、詐欺のように相手を騙したり、間違った方法で証拠を集めると、裁判で認められないだけでなく、罪に問われる場合もあります。
例えば、スマホやデジカメで撮影した写真や動画などのデジタルデータは、あとから加工することができます。そのため、改ざんされる可能性があるということで、証拠として認められないケースがあります。撮影するならアナログカメラがいいし、LINEやメールのやり取りも、スクショやコピペで保存したものは改ざんを疑われるので、表示画面をスマホの本体ごと撮影するのがいいかもしれません。
GPSは、本人の承諾なく取り付けるとプライバシーの侵害になります。夫婦共有の車に設置するのはいいですが、パートナーのカバンや服に入れるのは止めましょう。さらに、浮気相手の敷地に勝手に侵入してカメラや盗聴器を設置したりすると、住居侵入罪といった犯罪に問われるので絶対にやってはいけないです。

最後に。

キャッシュレス社会になりつつある今、何の支払いをするにしても現金ではなくクレジットカードで対応できることが多くなっています。
浮気の場合も例に漏れず、ホテルやデート代などさまざまな費用がクレカで支払われます。そのカード明細の情報を、法に触れないように確認・分析できれば、パートナーの浮気を見抜く重要な手がかりが得られます。カード明細は、単独では証拠として弱いものの、夫婦関係修復の役に立つし、他の証拠と合わせれば裁判でも十分に通用します。特に有力なのは、探偵によってパートナーと浮気相手がラブホテルなどで密会しているシーンが撮られた写真や動画で、これとホテルの利用明細が合体すれば、最強の証拠となると思います。弊社の浮気調査のプロスタッフを利用して決定的な証拠を手に入れ、早期に問題解決を図ってください。